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みんなの「小説」ブログ

タイトル 日 時
N氏の物語10−最終話
――私は。 急に声を荒げたNを、驚いて見つめ返すばかりだった。 一体何を言い出すのだろう。 私がフレッドという人であるはずがないのに。 ...続きを見る

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2012/05/12 12:59
N氏の物語9
逃げてきた浜辺は、水を汲める川がなく、果物のなる木もほとんどなかった。 俺達はたちまち飢えや渇きに襲われたが、二人とももうあっちに戻る気にはなれなかった。 逃げてきてから数日、俺達はひどく怯えて過ごした。 一番安全だと思う場所に逃げたとはいえ、いつ、どこからあの怪物どもがやって来るかわからないからだ。 草が風にゆれ、波が少し強く打ち寄せただけでも緊張せずにいられなかった。 ...続きを見る

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2012/05/06 12:01
N氏の物語8
俺達は怪物の手で、洞窟の中の広い場所に連れて来られた。 驚いたことにそこの岩は、緑色のエメラルドのような光を放っていた。 高い天井に明けられた穴から太陽の光が降り注いで、石を光らせていたんだ。 まるで、大聖堂か何かのような、神秘的な場所だったよ。 そこが観光名所だったら、誰もが心奪われてじっくり見て回りたいと思うだろうな。 だが実際には気味の悪い怪物どもの集会場で、俺達は殺されようとしているところだ。 その場所がきれいだろうが神秘的だろうが、感動もへったれもありゃしない。 ...続きを見る

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2012/05/05 17:00
N氏の物語7
次に気がついた時、俺は岩をくり抜いたような所に寝かされていた。 そこはとにかく生臭くて暗い場所だった。 所々にくくりつけられたたいまつの明かりがなかったら、何も見えなかっただろう。 体を起こすと強烈な頭痛が襲ってきて、思わずうずくまったよ。 そこで思い出したんだ、怪物に捕まったんだ、ってな。 ...続きを見る

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2012/05/04 16:10
N氏の物語6
俺もフレッドも、後ろを振り向かずにひたすら走った。 あんな怪物が追いかけてくるっていうのに、振り向く気になんてなれるもんか。 走って、走って、走って……ねぐらにたどり着いた。 ...続きを見る

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2012/05/03 17:04
N氏の物語5
フレッドの提案で、俺達はあの怪物どもの後を追うことにした。 戻るのが遅くなったとしても、食料を持って帰ればそんなにひどい目にはあわせないだろう、ってのがフレッドの意見だった。 もし文句を言って来たなら、「遠くまで行かないと手に入らなくなってきた」ってことにしよう、って俺達は口裏を合わせた。 ...続きを見る

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2012/05/02 23:14
N氏の物語4
それからの生活は、まるきり奴隷のようだった。 拳銃を持った男は、俺達三人の男を下僕扱いした。 あいつは俺達に色んな仕事をさせて、まるで王様のように過ごしていたよ。 食料集めに川の水汲み、火の番をさせるだけじゃない。 あいつは柔らかい草を集めて、その上に大きな葉っぱを乗せたベッドをこしらえさせたり、椅子代わりにするために、平らな石を運んでこさせたりもした。 その間、あいつはルーシーを手荒に扱い、気まぐれに俺達を脅したりして過ごしていた。 ルーシーは毎日、ずっと泣きっぱなしだったよ。日を... ...続きを見る

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2012/05/01 20:36
N氏の物語3
俺は情け無いほど混乱していた。 仕方ないだろう、生まれて初めての遭難に、無人島でのサバイバルまでついてきたんだからな。 何をどうすればいいのか、何から手をつけるのか、さっぱりわからなかったよ。 ...続きを見る

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2012/04/30 15:44
N氏の物語2
乗り込んだ救命ボートが転覆して、海に投げ出された後のことはよく覚えていない。 板切れか何か、つかまっていられる物を探しているうちに溺れてしまったんだろう。 次に目を覚ました時、俺はどこかの砂浜に打ち上げられていた。 初めは死んであの世に来たんだと思ったが、体中が傷だらけであちこち痛むものだから、嫌でも生きていることを実感したよ。 とにかく最悪な気分だった。 着ている物は海水でぐしゃぐしゃだし、鼻や口は砂だらけだ。おまけに寒くてかなわない。 俺はとりあえず立ち上がったが、ほとんど歩けず... ...続きを見る

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2012/04/29 20:17
N氏の物語1
町を歩いていたら、後ろから誰かに腕をつかまれた。 ぎょっとして振り返ると、そこにいたのは私の古い友人だった。 分厚いコートを着込み、青白い顔をしてやせ細った彼は、まだ二十代だというのにずっと老けて見える。 ...続きを見る

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2012/04/28 21:51
エンジョイ、ホリディ
日曜日。 ベッドでまどろんでいた男は、不意に枕元の目覚まし時計に目をやり、ため息をついた。 ...続きを見る

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2012/04/14 17:03
「愛してるよ、マリー」 7<最終話>
――屋敷の火災は、どうにか敷地内で収まった。 だが一階部分は完全に焼けており、二階も真っ黒になってしまったため、屋敷は建て直さなければならないだろう。 幸い、数名の怪我人が出たものの、死人は出なかった。 使用人達は総出で燃えかすを消して回り、後始末に追われていた。 ...続きを見る

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2012/04/07 18:26
「愛してるよ、マリー」 6
どのぐらい、そうやって泣いていたのだろう。 窓の外が突然騒がしくなり、マリーは顔を上げた。 何だろう。 マリーは涙をぬぐい、立ち上がって窓辺に近づく。 夜間な上、二階からではよく見えないが、男とおぼしき三人組が馬に乗って庭を突っ切ってくるところだった。 ずいぶん乱暴な客人だ、と思って見ていると、彼らは何かを一階の部屋に向かって放り込んだ。 がしゃん! と窓の割れる音がして、めらめらと赤い炎が部屋の中に広がっていく。 誰かがその部屋にいたのだろう、悲鳴が上がった。 三人組は他の部屋... ...続きを見る

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2012/03/31 15:29
「愛してるよ、マリー」 5
遮光眼鏡の話をジョンにしてから、幾日かが過ぎた。 あれからマリーは、ジョンに会っていない。 執事いわく「旦那様の体調が芳しくない」とのことである。 それを聞いたマリーは看病がしたい訴えたが、聞き入れてはもらえなかった。 せめて彼を元気付けようと手紙を書き、届けてもらったが……今のところ、返事はない。 ...続きを見る

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2012/03/24 13:23
「愛してるよ、マリー」 4
マリーが屋敷に住み始めてから、一月あまりが過ぎた。 ここでは屋敷の使用人達が食事の用意や身支度まで全てやってくれるため、時間の有り余った暮らしをしている。 おかげで冴えない田舎娘だったマリーも、それなりに貴婦人らしく見えるようになった。 ジョンとは相変わらず、地下室で短い逢瀬を重ねる日々である。 ...続きを見る

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2012/03/17 15:19
「愛してるよ、マリー」 3
執事が迎えに来たのは、夕方から夜になろうという頃だった。 窓の外から見える空は、遠く向こうで下部のオレンジ色と上部の暗がりが交じり合っている。 ...続きを見る

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2012/03/10 14:51
「愛してるよ、マリー」 2
町から馬車に揺られて到着したのは、立派な門構えの大きな屋敷だった。 門から屋敷までの間には石像の置かれた庭園があり、庭師が手入れをしている。 マリーははぐれてしまわないよう、執事の後をついて行くばかりだった。 前を行く執事を見るマリーの目は、ややとがっている。 それというのも、道中で投げかけた質問に、一切答えてもらえなかったせいである。 ...続きを見る

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2012/03/03 16:37
「愛してるよ、マリー」 1
昔、とある小さな町に若い娘と大工の見習いをしている青年がいた。 若い娘はマリー、青年はジョンという名前である。 二人は幼い頃から仲が良く、年頃になった今は恋人という関係になっていた。 ジョンの方は数年前に両親を亡くしているせいか、マリーを大切に扱い、深い愛情を注いだ。 そろそろ結婚か、と尋ねられるたび「見習いのままじゃ貧乏させてしまう。一人前になってからだ」ときまじめに答えるほどに。 ...続きを見る

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2012/02/25 19:57
不老不死になった王様
昔、あるところに、不老不死を求める王様がいた。 王様の治める国は豊かで、周囲にも脅かす存在はいなかった。 だから、王様は自分の統治でさらに国を繁栄させるべく、不老不死を求めたのである。 世継ぎとしては王子が一人いたのだが、王様は彼の能力を憂いていた。 ...続きを見る

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2012/02/18 20:25
チョコレートどうぞ!
チョコレートを買ってしまった。 あげる相手もいないっていうのに、友達の付き合いで一緒に入ったお店を出る頃には、しっかり手に取っていた。 だって、おいしそうだったんだもん。 普段お目にかかれないようなチョコレートが並んでたら、そりゃ心奪われちゃいますよ、もう。 これからさっそく準備、っていう友達と別れて、家に帰りながら私はため息。 義理チョコとか友チョコとか、そういう軽いノリで渡せるレベルじゃないし、しゃーない、自分で食べますか。 何事もなく家に着いて、玄関のドアを開ける。 ...続きを見る

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2012/02/11 21:32
バーグtoバーグ
ある日、残業帰りの暗い夜道を歩いていたら、前から『ハンバーグ』が全力疾走してきた。 ハンバーグっていうのは誰かのあだ名じゃない。 そのものずばり、ハンバーグだ。 玉ねぎとミンチと玉子とパン粉が材料の、こんがり焼いてソースをかけて食べる、丸くて平べったいアレだ。 驚くべきことにそいつにはマンガちっくな顔があり、ほっそい小さい手足を駆使して、一生懸命走っていた。 ...続きを見る

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2012/02/04 17:17
人形の報酬
ある国の王様へ、旅の商人がお目通りを願い出た。 「珍しい物を持っております」と言うので、退屈していた王様はすぐさま面会の許可を出した。 ...続きを見る

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2012/01/28 16:43
姉弟と一羽の鳥
昔、あるところに姉と弟がいた。 二人の両親は借金を返すため、遠い街へ出稼ぎに行った。 しかし、それ以来音沙汰がなく、今となってはどうしているのかわからなかった。 きっと生きている、帰ってくると信じて、二人はぼろぼろの家で身を寄せ合うようにして暮らしていた。 ...続きを見る

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2012/01/21 22:04
酒を飲んだ男の話
昔、あるところに太郎という者が住んでいた。 太郎は働き者だが、大酒飲みという欠点があり、金が入るやいなや入れ物を二つぶら下げて、酒を買いに行ってしまう。 そして、道々、入れ物の一つの中身を飲みながら帰る。 家で飲めば良いものを、我慢できないらしい。そのために入れ物が二ついるのだ。 当然ながら、家に着く頃には、すっかり出来上がっている。 女房があきれようと、怒ろうと泣こうと、全くおかまいなしである。 「お前、そのうち三くだり半をつきつけられるぞ」と仲間に言われても、「なあに、それならま... ...続きを見る

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2012/01/14 21:11
似非似非 六話
「人魚……」 ...続きを見る

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2012/01/05 08:51
○○に告白されました
「お、俺は、お前が好きだ。その……一目見た時からお前のことが忘れられなかった」 ...続きを見る

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2011/12/31 12:05
M氏が聞いた音
その男の名を、仮にMとしよう。 M氏は不運な事故で聴力を失った男である。 彼が聴力の失われたことを知った時の嘆きようは、尋常ではなかった。 なぜならM氏は音楽家。聴力を失うことは精神的苦痛にとどまらず、音楽家生命に関わるのだ。 ...続きを見る

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2011/12/24 15:36
やまんばのお堂
昔、あるところに太吉という少年がいた。 母親と二人暮しの、働き者で親孝行という評判の少年だ。 その太吉の住む村には、一つの決め事があった。 毎年、祭りのたびにやまんばに村の若い娘を一人差し出すというものである。 娘を集めてくじを引き、当たりを引いた娘を山の中にあるお堂へ置いてくるのだ。 そのお堂はいつからあるのかもわからない古い物で、やまんばが住んでいるとされていた。 ...続きを見る

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2011/12/18 16:37
DA・ヴァンプ!<祈願! 友の秘めたる想い>
キーンコーン……六時限目終了のチャイムが鳴る。 ざわざわし始めた教室に、今度は担任の先生が入ってきて、「ほら静かにしろー」って声をかけてる。 ホームルーム開始前の、いつもの光景だ。 ...続きを見る

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2011/12/10 18:06
アリ達の愉しみ
太陽がジリジリと照り付ける、まぶしくて熱い夏。 アリ達は今日も、冬にそなえてせっせと食べ物を蓄える仕事に精を出す。 食べ物を探しに行く列と、探してきた食べ物を持ち帰る列に別れ、道を行き交う。 ...続きを見る

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2011/12/03 15:58
モンスターズハウス13
――何でこんなところにいるのか。 その言葉を聞いて、アニーの頭に血が上った。 ...続きを見る

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2011/11/26 20:28
DA・ヴァンプ!<危機! 乙女の操は守れるか!?>
保健室に到着すると、都筑先生は私をベッドの上に下ろした。 部屋の中には誰もいない。 こりゃ保健の先生、どっかに行ってるな。 ...続きを見る

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2011/11/19 22:00
DA・ヴァンプ!<友情! しかし二人の間に立ち入る者アリ>
……学校に来てしまった。 それどころじゃないのに、来てしまった。 今後の人生かかってるのに、いつも通り登校しちゃった。 一度学校に来ちゃうとな〜……脱出するの、難しいんだよな〜……。 ううぅぅ〜……。 ...続きを見る

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2011/11/12 15:48
DA・ヴァンプ!<苦悩! 女教師の手が迫る!>
次の日の朝。 ...続きを見る

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2011/11/05 16:14
世界崩壊その後で
某月某日。世界中の国々の政府が、一斉にあることを発表した。 それは「近々地球に巨大な隕石が落ちる。もはや手の打ちようがない。地球はこの隕石で滅亡する」というものだった。 当然、科学技術や軍隊、兵器を結集してどうにかしろという意見が相次いだ。 しかし、既にそれらは全て秘密裏に行なわれたことであり、その上でこの結果なのだと知るや、今度こそ人々はパニックに陥った。 ...続きを見る

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2011/10/29 17:42
ある人魚
昔、ある人魚がいました。 人魚は美しい顔立ちに豊かな金色の長い髪、雪のように白い肌、笑えば鈴の転がるような可憐な声の持ち主でした。 その愛らしさときたら、一目見ただけで誰もが恋をするほどでした。 そればかりか、人魚には珍しく魔法の才能にも恵まれていて、きっと、彼女は人魚族の王子様にめとられるのだろう、と周りは予想していました。 ...続きを見る

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2011/10/22 18:20
DA・ヴァンプ!<謝意! しかし事実は隠蔽される……>
夜の町を走って、目的地の家の前まで来た。 瓦屋根の立派な日本家屋。どーんとそびえる大きな門。表札には『篠倉』って筆書きの文字。 幼稚園から付き合いのある、一個年下の幼なじみの男の子の家だ。 名前は篠倉晴臣(しのくら はるおみ)……私は『晴ちゃん』って呼んでる。 中学までは学校が同じだったけど、晴ちゃんと私じゃあ頭の出来が違い過ぎたので、高校は別々。 ...続きを見る

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2011/10/15 20:47
エル氏のペット
秋が終わりかけ、朝晩めっきり冷え込むようになったある日のこと。 遅寝をしていたエル氏は、小さなくしゃみの音で目を覚ました。 自分のものではない。 となると、思い当たる相手はただ一つ。 エル氏はベッドに起き上がり、掛け布団の上に乗っている「それ」を見た。 そこには、エル氏の飼っているペットが寝ているはずだった。 このペットには、飼い始めた頃からエル氏と同じベッドの上で寝る習慣があるのだ。 そして今日も変わらず、ペットはそこで寝ていた。 ただし、いつもとは違ってぐったりした様子である... ...続きを見る

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2011/10/08 21:50
モンスターズハウス12
「見ぃつけたァ」 ...続きを見る

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2011/09/30 17:16
モンスターズハウス11
ギギ……と低くきしむ音がした。 音の方向から察するに、同じ一階の廊下側、まだ立ち入っていない部屋の中から。 ...続きを見る

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2011/09/23 00:32
絞首台の奇跡
昔、あるところに一人の若者がいた。 若者はたいそうな猫好きで、家にいる猫をかわいがっていた。 ...続きを見る

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2011/09/16 13:47
モンスターズハウス10
――こっちも駄目だ。 ...続きを見る

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2011/09/09 14:08
モンスターズハウス9
(やっぱりだ) ...続きを見る

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2011/09/01 19:05
悪あがき
「いたか?」 「いえ、見当たりません」 「くそっ、どこに隠れたんだ」 「まだ遠くには行っていないはずだ。とにかく探せ!」 ...続きを見る

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2011/08/25 14:06
モンスターズハウス8
アニーはスティーブと歩いていた。 どこを歩いているのかハッキリしない。家の前の道路のようにも、全然知らない道のようにも思える。 スティーブは楽しげに笑い、とにかく前へ前へとずんずん進んでいく。 対するアニーは何故か疲れていて、足が重かった。 とにかく歩くのがしんどい。そのせいか、スティーブとだんだん距離が開いていく。 ...続きを見る

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2011/08/18 11:24
モンスターズハウス7
……遅い。 TOILETと赤い字で書かれた矢印の立て看板の隣で、アニーは、本日何度目かのため息をついた。 携帯電話を取り出して見ると、もうすぐマジックショーが始まる時間だと知れた。 要するに、スティーブがトイレに入ってから十分近く経っているのだ。 いくらなんでも、時間がかかり過ぎではないだろうか。 賑やかな場所で待つ以外にすることもなく、ただただ突っ立っていると、自分は何をしているのかという虚しさに捕われてしまう。 ...続きを見る

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2011/08/12 15:03
マッチ売りの少女と男
雪の降るクリスマス。 貧しい身なりの少女が、路上でマッチを売っていた。 カゴに入れられたマッチは降り続く雪のせいで湿り、使い物になりそうもない。 普通なら、「今日はもう商売にならない」とあきらめて帰るところだ。 ...続きを見る

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2011/08/05 10:04
モンスターズハウス6
ローズガーデンのコースター前には、入り口でキャンディを配っていたのと同じデザインのうさぎの看板が立っていた。 そいつは「コースター乗り場はこちら!」という札を持っており、頭上に「ボクより背の低い子は乗れません」という吹き出しをつけている。 スティーブは幸い、わずかだが看板よりも背が高かった。 ...続きを見る

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2011/07/29 14:02
未来世紀の親指姫
仕事を終えて部屋に帰ると、植木鉢で育てていたチューリップが、真っ赤な花を咲かせていた。 何となく中をのぞきこんだ私は、ぎょっとして一歩、後ろに下がった。 待て待て待て。今見たものは何だ? 私が働き過ぎで頭がおかしくなったということでもない限り、あれは、小さな小さな女の子にしか見えなかったが。 ...続きを見る

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2011/07/21 16:14
カンカンカンカン
カンカンカンカン。 時間は深夜。 おそらく最終電車が来るのだろう、踏み切りの警報が鳴り出した。 遮断機のバーが降り切る前に渡ってしまおうと、何人かが走り抜ける。 ...続きを見る

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2011/07/14 13:08
ふしぎな肉
昔、あるところに一つの王国があった。 その国の王様は大変な大食いで、常に物を食べていないと落ち着かないというあり様だった。 謁見や会議の時はもちろん、部屋を移動する時のほんの少しの時間でさえ食べ物を持ち歩く始末である。 幸い、王様としての仕事ぶりは優秀だったので、呆れはすれど誰も文句を言わなかった。 ...続きを見る

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2011/07/08 18:40
いばら姫の事情
ふああ……。 おはよう、今日は何月何日かしら? えっ! もうそんなに時間経ってるの!? 月日の経つのは早いわねえ。 まるでおばあさんになった気分だわ。 年だけならおっそろしくオババ級だから、しょうがないか。 ...続きを見る

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2011/06/30 22:29
モンスターズハウス5
二人が移動遊園地がもうすぐそこ、という位置までやって来ると、パンパン、と開園を知らせる花火が打ち上がった。 周囲には二人以外にも親子連れや子供達が歩いている。いずれ目的地は同じだろう。 辺りに漂う綿菓子の甘い匂いやポップコーンの香ばしい香りが、お祭り気分を盛り上げる。 ...続きを見る

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2011/06/25 15:23
モンスターズハウス4
とはいえ、朝早く起きたところで、開園時間が早まるわけでもない。 朝食と毎朝の習慣である洗顔、歯磨きをを済ませたら、あとは特にやることもない。 アニーは結局、出かける時間までだいぶ家で待たなければならなくなった。 母親は「あんまりはしゃぎ過ぎないように」と釘を刺した上でこづかいを渡し、仕事に出かけた。 ...続きを見る

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2011/06/19 09:10
モンスターズハウス3
金曜日の放課後、帰宅のスクールバスに乗る生徒は、普段に比べると少ない。 学校からそのまま夜遊びに行く者が、結構いるからだ。 アニーは、窓側の列の一人用の席に座り、イヤホンから流れてくる音楽を聴いていた。 聴いているのは、ジェシカのイチオシだというインディーズバンドの一曲だ。「聴いてみて!」と押し付けられたものである。 なんでも男性三人組のバンドで、近々メジャーデビューもするらしい。 クラシック音楽をロック風にアレンジする、というのが彼らのスタイルらしく、なかなかおもしろいバンドである。... ...続きを見る

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2011/06/11 11:08
モンスターズハウス2
アニーの通う高校は家から少々遠く、弟同様にスクールバスで通っている。 ランクをつけるとしたら中ぐらい。それゆえ少々出来の悪いのとそこそこ出来る奴とが混在している。 長所を述べるとしら、『にぎやかな学校生活が送れる』だろうか。当人の立ち位置によって、そのにぎやかさの質はだいぶ変わるだろうが。 アニーは、学校の中では割合平穏に暮らせる部類に属していた。 ...続きを見る

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2011/06/06 18:07
モンスターズハウス1
ストルの町には年に三回、五月、八月、十二月に二週間だけ移動遊園地がやって来る。 移動遊園地は、開園の一週間前に町はずれの広場に大きなトラックでやってきてアトラクションを組み立て始めるので、いやがおうにも目立つ。 そのため目撃した子供によって噂が飛び交い、開園を知らせる看板が出る頃には皆の知ることとなるのだ。 ...続きを見る

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2011/06/04 12:58
K氏の家族
その男の名を、仮にKとしよう。 K氏は今よりも科学の発達した時代に暮らす人間である。 ...続きを見る

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2011/05/31 18:02
カミを求めて
ある日のこと。 神様は、自分の降臨を求める心の声に気付いた。 どうやら下界に、心の底から救いを求める男がいるようだ。 真摯に降臨を求める心の声など、一体何年ぶりに聞いたことだろう。 神様は早速、その男がどこにいるのかを探った。 ...続きを見る

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2011/05/30 18:18
ガイコツとコンビニ
○月×日 夜、コンビニの前を通りかかったら、ガイコツが立ち読みしていた。 あれはどっからどー見ても、ガイコツだった。 いやあの、やせ過ぎてるのをガイコツ呼ばわりしているわけじゃあなくって。 黒タイツにガイコツがプリントされたゆかいなパーティグッズを着ているわけでもなくって。 理科室に置いてあって、学校の七不思議にカウントされてそうな、リアルなガイコツだった。 怖かったので、中に入ってまで確認はしなかった。 明日もいるだろうか。 ...続きを見る

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2011/05/26 16:36
似非似非 五話
……結局、伍助は左門を連れて、行くつもりのなかった西へ向かう羽目になった。 生首が山道を跳ねて追いかけてくる光景にすっかり肝を潰され、つい了承してしまったのである。 もしそれでも断っていたら、あのまま転がってついてきたのだろうか……想像して、伍助はぞっとした。 ...続きを見る

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2011/05/22 10:27
似非似非 四話
「こうして出会ったのも何かの縁。自己紹介といこうじゃないか。私は左門(さもん)というんだ。君は?」 ...続きを見る

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2011/05/14 18:45
似非似非 三話
ざっ、ざっ、ざっ。 足音は、かなりの早さで神社に近付いている。 音の具合からして、男が早歩きしたらちょうどこのぐらいの足音だな、と伍助は思った。 誰かがお参りに来たのだろうか。伍助は息をひそめて様子をうかがう。 ...続きを見る

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2011/05/11 11:01
似非似非 二話
追いはぎに成功した伍助は、おんぼろな神社の境内にやって来た。 彼はここをねぐらにして追いはぎの相手を物色していたのだ。 捕まらないよう、今日のうち……少なくとも夕方より前にはここを出なければならない。 ...続きを見る

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2011/05/10 11:24
似非似非 一話
昔、羽之国(はのこく)という小さな国に一人の青年がいた。 青年は名前を伍助(ごすけ)といい、追いはぎをして暮らしていた。 襲われた者は当然役人に被害をうったえるのだが、伍助は顔を布で隠している上、追いはぎに成功したらさっさと場所を変えるので、捕まったことなどなかった。 ...続きを見る

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2011/05/09 20:59
ぱくぱくむしゃむしゃ
夜の森を、ヘンゼルとグレーテルという名前の二人の子供がさまよい歩いていた。 「兄さん、お家はどこ? 帰りたいわ」 「泣くなよグレーテル。きっとどうにかなるから」 ああ、この前のように道しるべに白い小石をまくことができたら、今頃は家に帰れていたはずなのに。 でも仕方ない、石を拾いに行くことができなかったのだから。 (きっと、あの継母が邪魔をしたんだ) ヘンゼルは意地悪な継母のことを思い出し、ぎゅっと唇をかんだ。 ...続きを見る

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2011/05/01 11:39
DA・ヴァンプ!<奔走! 活路を切り開け!>
この世に生まれて十七年、ずーっと平穏無事に地味に生きてきて、まさか、こんな目にあうなんてなあ。 私は家のリビングでソファーに寝っ転がって、ケータイをいじくっていた。 来ていたメールに適当に返事をして、ネットにつなぐ。 えーと、『ヴァンパイア 弱点』っと。 検索ボタンを押すと、ヒットしたサイトが画面にずらずら出て来た。 ...続きを見る

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2011/02/20 15:52
DA・ヴァンプ!<悲劇! 空き缶を蹴った女子高生を襲った災難とは!?>
数学の補習で帰りが遅くなった。 高校入ってから何回目の補修だろう。そう考えかけたら悲しくなったのでやめておいた。 ...続きを見る

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2011/02/13 14:16
ママハハノキモチ
あたしは小さい頃、母親を亡くした。 その後、父が再婚して、継母ができた。 継母は、あたしのことを嫌った。 自分の子供が産まれると、それはさらにはっきりした。 あたしは汚れた服を着せられて、小間使いのように扱われた。 ……いや、「ように」なんかじゃない。あの女からすれば、あたしは可愛がるべき子供ではなく、小間使いだったのだ。 小間使いを小間使いとして扱うことに、良心の痛む事などあるだろうか。 父は、家庭内のぎすぎすした空気に感づいていたのだろう、仕事を言い訳にして家に寄り付かなくなっ... ...続きを見る

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2011/01/05 14:51
サンタ、やめます。
拝啓 世界サンタクロース協会様 ...続きを見る

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2010/12/18 15:09
小人達のクリスマス
*このお話は、矢菱虎犇様主催の「メリークリスマス! クリスマス競作やりましょう!」に寄せたものです。 ...続きを見る

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2010/12/04 12:08
J氏の仕事
その男の名を、仮にJとしよう。 J氏はある組織の人間である。 彼は毎朝伝えられるボスの指示に従って仕事をしている。 ...続きを見る

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2010/11/20 13:32
約193万人
「ようやっと見つけたぞ、わらわの愛しい人」 ...続きを見る

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2010/11/13 11:40
うらみます
……とあるパーティ会場にて。 ...続きを見る

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2010/10/09 15:08
I氏と魔法のなべ
その男の名を、仮にIとしよう。 I氏はごく普通のサラリーマンで、その日、深夜までの辛い残業をこなして帰宅するところだった。 途中で寄ったコンビにで買った缶ビールとつまみの入ったビニール袋をぶら下げつつ、早く風呂に入って酒飲んで寝たい、という一心で歩いていると、 ...続きを見る

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2010/10/02 14:06
観察日記
○月×日 ベランダに置きっぱなしの植木鉢に、何かの芽が出ていた。 前に植えていた日々草の種が芽を出したんだろうか。 とりあえず水をやる。 ...続きを見る

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2010/09/11 19:41
泉之国のたぬき娘 十六
予想していた痛みは、ありませんでした。 ...続きを見る

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2010/08/21 16:08
泉之国のたぬき娘 十五
薄紅色の綿毛のような花を咲かせた木は、大次郎や花のいる位置からずいぶん離れたところにありました。 ここからだと、二人はかろうじて人だとわかる程度にしか見えません。 ...続きを見る

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2010/08/14 20:05
泉之国のたぬき娘 十四
一行は、日が暮れる前に山を越え、山の中で見たかわら屋根のある場所に着きました。 ...続きを見る

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2010/08/08 18:39
泉之国のたぬき娘 十三
それからの道のりは、順調そのものでした。 道中、大次郎と花がどうでもいいことで言い合いになるぐらいのもので、何事もなく誠城寺へと続く道を進むことができました。 カジカに殺されそうになる夢はあれから一度も見ておらず、夜はきちんと眠れるようになったため、身も心もすっかり回復しています。 ...続きを見る

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2010/07/31 21:23
泉之国のたぬき娘 十二
お陽が次に目を開けた時、辺り一面に白いもやがかかっていました。 ひんやりとした空気と、そして時折聞こえる小鳥のさえずり。 たき火の跡から漂う燃えかすの臭いが、つんと鼻をつきます。 それは誰がどう見ても、早朝の風景でした。 身を起し、しばらくぼうっとしていたお陽は、不意に「あれ?」と首をかしげました。 ...続きを見る

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2010/07/24 17:35
泉之国のたぬき娘 十一
女の格好をした大柄な男と、男の格好をしたほっそりした女。 なんとも奇妙な二人組と関わってしまったものだと嘆きながら、お陽は残りの一日を過ごしました。 ...続きを見る

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2010/07/17 20:23
泉之国のたぬき娘 十
「俺を子犬呼ばわりするんじゃねえ!」 「なーに言ってるのよ、まるっきり子犬じゃない。きゃんきゃん吠えて、かみついて。残念ながら迫力はないけどね」 「何だとぉ!?」 「あら、やる気?」 ...続きを見る

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2010/07/11 15:59
泉之国のたぬき娘 九
「考えすぎ、だよね」……お陽は確かにそう考えました。 しかし、次の日もその次の日も、お陽はカジカに殺されそうになる夢を見、その度に飛び起き、心配して様子を見ていたというカジカに頭をぶつけました。 続くこと、とうとう四日目になったのが今日のこと。 そのためお陽は、目を覚ましてからずっと気分が重くて仕方ありませんでした。 ...続きを見る

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2010/07/03 16:22
泉之国のたぬき娘 八
その日は、川辺で夜を明かすことになりました。 火を起こし、川で捕まえた魚を焼いて夕げにします。 捕まえた魚の中には、カジカもいました。 ...続きを見る

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2010/06/26 17:01
泉之国のたぬき娘 七
少年は、見た目とは裏腹に大変な力持ちでした。 決して大柄とは言えないやせた体で「よいしょ」と荷物ごとお陽を背負い、ふらつくこともなく山道を歩き出したのです。 ...続きを見る

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2010/06/20 14:35
「タイムスリップタクシー」 Singer
*このお話は、舞様の「タイムスリップタクシー」に寄せた作品です。 ...続きを見る

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2010/06/12 18:36
泉之国のたぬき娘 六
「疲れたでしょう、荷物持ちますよ」 「大丈夫だってば!」 「遠慮しなくて良いんですよ」 「してない!」 ...続きを見る

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2010/06/05 16:19
泉之国のたぬき娘 五
「ご、ごめんね。死んでると思ってたから、びっくりして……」 ...続きを見る

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2010/05/29 20:17
泉之国のたぬき娘 四
そうこうしているうちに旅支度も済み、いよいよ旅立ちの時がやってきました。 お陽は、髪の毛が邪魔にならないよう頭の両わきで団子の形にまとめ、さらにしっぽを隠すため、長い上着を羽織りました。 ...続きを見る

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2010/05/15 16:31
泉之国のたぬき娘 三
朝げが済むと、お陽は母親と二人きり、向かい合って座りました。 父親は「俺なんかどうせ……」と、すみの方でいじけています。 ...続きを見る

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2010/05/09 16:25
泉之国のたぬき娘 二
その後、畑から帰って来た父親を、お陽と母親はそろって出迎えました。 ...続きを見る

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2010/05/01 14:47
泉之国のたぬき娘 一
昔、ある所に泉之国(いずみのこく)という国がありました。 泉之国のある山に、お陽(よう)という娘が住んでおりました。 お陽は父母とともに畑を耕したり、山に入ってきのこや山菜を取ったりして暮らしていました。 ...続きを見る

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2010/04/24 14:10
四月一日 十時二分
四月一日 六時二分 牛魔王が遊びに来た。 本当は雲をつくようなでかい白牛だが、普通の人間に化けていた。 おおよそ三百年ぶりの再会だ。 「久方ぶりだな、盟友よ。息災なようで何よりだ」 来ることは前もって言っておけ。 休日の早朝六時に、いきなり部屋の中に現れるな。 ...続きを見る

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2010/04/03 20:24
とある王国の、ある一日
とあるところに、国民が一つにまとまっている王国があった。 ...続きを見る

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2010/03/27 19:59
うさぎ物語〜かちかち山異聞9〜最終話
うさぎは、ようやく老人に良い知らせをもたらすことができた。 たぬきを殺したと聞かされた老人は涙を流し、何度も礼を述べた。 ...続きを見る

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2010/03/20 20:43
うさぎ物語〜かちかち山異聞8〜
泥の舟は、思った通りもろかった。 川の真ん中で魚を取っているうちに、じわじわと水を吸い込んで崩れ始めた。 当然、少しずつ川の中に沈んでいるのだが、乗っているたぬきは魚を取るのに夢中で、気付いていない。 横目でそれを見ていたうさぎは、計画の最後の仕上げに入った。 ...続きを見る

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2010/03/13 15:14
うさぎ物語〜かちかち山異聞7〜
それから幾日かが過ぎて、うさぎは舟を調達したという知らせを聞き、川原で待つ老人の元に向かった。 老人の調達してきた舟を見て、うさぎはがく然とした。 舟は、うさぎがようやく乗れるという程度の大きさだったのである。おまけに舟を操るのに必要なかいが付いていないという有様。 この舟でたぬきを乗せて川の深い所へ行き、突き落とすのは難しい。 ...続きを見る

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2010/03/06 19:02
うさぎ物語〜かちかち山異聞6〜
「……それで?」 ...続きを見る

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2010/02/28 19:48
うさぎ物語〜かちかち山異聞5〜
老人の家を出た後、うさぎはたぬきの居場所を調べ上げ、老人の家近くの山奥に住み着いていることを知った。 子供らは一緒ではなく、一家で移り住んだわけではないらしい。 たぬきは、周囲にその理由を聞かれた時に、「がきを食わせるために、出稼ぎに来た」と説明したという。 ...続きを見る

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2010/02/21 17:45
うさぎ物語〜かちかち山異聞4〜
たぬきの小屋を飛び出したうさぎは、その後ふらふらとさまよい歩いた。 さまよううちに、変装のために身に着けていた毛皮は失われ、黒く塗った顔や足は元通り白くなっていた。 ...続きを見る

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2010/02/14 17:26
うさぎ物語〜かちかち山異聞3〜
うさぎがたぬき達に案内されたのは、実にみすぼらしい小屋だった。 壁や屋根として使われている木の板は腐っており、小屋の中はすえたような変な臭いが充満している。 うさぎはこっそり顔をしかめながら、生活が苦しいことを察した。 ...続きを見る

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2010/02/07 14:24
うさぎ物語〜かちかち山異聞2〜
かくて、孤独な身の上となった幼い子うさぎの、新たな生活が始まった。 頼れるのは自分だけという生活は、それはそれは過酷なものだった。 幸せそうな他の子うさぎをうらやんだことは、数え切れぬほどあった。 大人のうさぎにいじめられ、つまらない誤解からのけ者にされて泣いたことも、一度や二度ではない。 ...続きを見る

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2010/01/31 14:12
うさぎ物語〜かちかち山異聞〜1
昔、ある山に、おばあさんうさぎと幼い子うさぎが住んでいた。 ...続きを見る

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2010/01/23 23:14
神様がやってきた!
*このお話は、つる様企画の「読書感想文/X’mas短編競作しませんか?」 に寄せた作品です。 ...続きを見る

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2009/12/18 23:09
三周年記念リクエスト:2 「ラブ・ミー・ドゥ」〜ia.様に捧ぐ。〜
*この話は、ia.様からリクエストいただいた「マネキン」という内容で書いたお話です。 ...続きを見る

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2009/12/12 16:05
三周年記念リクエスト:1 「幸せな記憶」〜つる様に捧ぐ。〜
*この話は、つる様からリクエストいただいた「X’mas的なもの」という内容で書いたお話です。 ...続きを見る

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2009/12/05 18:37
もりのくまさん・エピローグ
――巡り巡りて、季節は春。 ...続きを見る

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2009/08/15 17:47
もりのくまさん・結(後編)
熊に出会った場合、どうするべきか。 返り討ちにしてのけた、という武勇伝も聞かれるが、それはごくまれな話。撃退よりは逃避するのが賢明だろう。 ...続きを見る

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2009/08/14 22:01
もりのくまさん・結(前編)
――男は、森の中を駆けていた。 ...続きを見る

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2009/08/12 16:45
もりのくまさん・転
「エレンが見つかりました」 ...続きを見る

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2009/08/08 17:33
もりのくまさん・承
男は、女をそのまま小屋に置いた。 ...続きを見る

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2009/08/01 10:39
もりのくまさん・起
その男は、猟師を生業にして、森の中で一人で暮らしていた。 ...続きを見る

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2009/07/25 17:10
芳田くんと木彫りのハニワ
芳田くんは、安アパートで一人暮らしをする二十三歳の若者である。 彼は、大学卒業後、記念すべき新社会人一年生の生活に挫折し、以後、短期の仕事で生計を立てている。 ...続きを見る

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2009/07/11 17:27
白地に茶色いぶちのある子猫
ソファーで昼寝をしていて、ふと息苦しさを感じた。 目を開けると、ソファーの背もたれに一匹の赤トラの猫がいて、俺をじっと見ていた。 ……この家には猫はいない。 どこから来たんだろう、と寝ぼけた頭で考えていると、 ...続きを見る

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2009/07/05 15:45
蛙と老人
昔々、ある所に古い神社があった。 そこに、人間の言葉を話す一匹の蛙が住み着いていた。 蛙は境内の下に潜み、雨の日にはゲコゲコ鳴いたりしながら、神社に拝みに来る人間を観察するという暮らしをしていた。 ...続きを見る

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2009/03/26 20:40
君の言い分、君のココロ。
*このお話は、ia.様にリクエストいただいたものです。ia.様、出来に関しては寛大にっ、寛大に……っ! ...続きを見る

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2008/10/18 22:25
幸せの? 青い鳥
*このお話はポルノグラフィティの「ネオメロドラマティック」を聞きつつ書きました。つる様に捧げます。 ...続きを見る

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2008/10/13 17:20
足元からの危機(三十八回目/最終回)
「なあなあ、バイト休みだったら、ゲーセン行かねえ?」 ...続きを見る

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2008/09/30 23:07
足元からの危機(三十七回目)
――これ以上、地下にいる理由はない。 そんなわけでオレ達は、若桃の術で地上に戻ることになった。 ...続きを見る

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2008/09/29 23:44
足元からの危機(三十六回目)
……静かだ。 どこからか生ぬるい風が吹いてきて、ひょおおお……と物寂しい音を立てる。 ...続きを見る

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2008/09/28 22:26
足元からの危機(三十五回目)
「ぐ……っ」 ...続きを見る

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2008/09/27 23:10
足元からの危機(三十四回目)
――オレは、ちらっと処刑場の出入り口を見た。 ...続きを見る

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2008/09/26 23:06
足元からの危機(三十三回目)
「昔を思い出すわね、お猿」 ...続きを見る

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2008/09/25 23:35
足元からの危機(三十二回目)
「お前達はもう用済みだ。私の体に還るがいい」 ...続きを見る

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2008/09/24 08:49
足元からの危機(三十一回目)
「余のことは……放っておいてくれ……」 ...続きを見る

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2008/09/22 22:38
足元からの危機(三十回目)
オレは、槍の刃を使って縄を切ってやった。 ...続きを見る

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2008/09/20 22:31
足元からの危機(二十九回目)
わああああ……っ。 ...続きを見る

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2008/09/19 23:41
足元からの危機(二十八回目)
オバちゃんの後をひたすら追いかけて行くと、とある曲がり角でオバちゃんが立ち止まった。 ...続きを見る

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2008/09/18 00:00
足元からの危機(ニ十七回目)
死体置き場を背にして進んで行くと、その先が二手に分かれていた。 ...続きを見る

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2008/09/16 23:59
足元からの危機(ニ十六回目)
半袖の白い着物を、腰のところで黒くて細い帯で縛って。 その上に、背中に何かの赤い模様のある、はっぴに似た紺色の上着を羽織って。 下は、細身のはかまと、鉄板の仕込まれた靴。 ...続きを見る

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2008/09/15 23:54
足元からの危機(二十五回目)
カツン、カツン、カツン……。 ...続きを見る

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2008/09/14 23:00
足元からの危機(ニ十四回目)
「さてと〜……若桃様とキジをどうやって助けだそうか……」 ...続きを見る

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2008/09/13 22:36
足元からの危機(二十三回目)
「お、オバちゃんが……猿……」 ...続きを見る

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2008/09/12 23:36
足元からの危機(二十二回目)
もうろうとする意識の中で、誰かがオレを覗きこんでいるのに気付いた。 ...続きを見る

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2008/09/11 23:23
足元からの危機(二十一回目)
「な、に?」 ...続きを見る

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2008/09/10 23:53
足元からの危機(二十回目)
「ド」 ...続きを見る

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2008/09/09 23:27
足元からの危機(十九回目)
オレの繰り出した拳は、簡単に……悲しくなるほど簡単に捕らえられた。 しかも、片手で。 ...続きを見る

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2008/09/08 23:35
足元からの危機(十八回目)
「話す必要はない」 ...続きを見る

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2008/09/07 20:36
足元からの危機(十七回目)
「さ。出た出た。陛下の前まで歩いてちょうだい」 ...続きを見る

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2008/09/05 23:34
霊界探索之十八(最終話)
……よし。 ここまで来たら、もがこうが何しようが逃げられないんだから、腹を決めなきゃ。 ...続きを見る

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2008/09/01 23:46
霊界探索之十七
――霊界に戻って来た私達は、それぞれの日常に戻った。 ...続きを見る

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2008/08/31 21:52
霊界探索之十六
「さ、霊界に戻りましょう」 ...続きを見る

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2008/08/30 14:30
霊界探索之十五
ぎいやおぁああああっ! ...続きを見る

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2008/08/29 23:46
霊界探索之十四
力が、抜ける。 ...続きを見る

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2008/08/28 23:43
霊界探索之十三
「おい、カラス」 ...続きを見る

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2008/08/27 23:17
霊界探索之十二
「おかあさん、いつまでいきてるの」 ...続きを見る

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2008/08/26 23:51
霊界探索之十一
「おかあさん」 ...続きを見る

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2008/08/25 23:51
霊界探索之十
「おーい! ナツメちゃんのお母さーん!」 ...続きを見る

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2008/08/24 23:00
霊界探索之九
私は、ぐっと押し出されるような感覚と一緒に、まぶしい世界に放り出された。 ...続きを見る

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2008/08/23 22:02
霊界探索之八
……ヒマだ。 途方もなく、ヒマだ。 ...続きを見る

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2008/08/21 23:51
霊界探索之七
「連れて行け」 ...続きを見る

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2008/08/20 22:18
霊界探索之六
御殿に入ると、だだっ広い部屋に通された。 ...続きを見る

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2008/08/19 23:47
霊界探索之五
すすきの中道を通って来た私達は、木製の巨大な門の前に到着した。 押してもびくともしなさそうな、頑丈そうな作りだ。 ...続きを見る

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2008/08/18 23:53
霊界探索之四
河原を歩き続けて、どのぐらい経っただろう。 ...続きを見る

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2008/08/17 21:32
霊界探索之三
「あーあ。ゆううつだなあ、嫌だなーっ」 ...続きを見る

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2008/08/16 20:38
霊界探索之ニ
――木船が川を渡りきり、向こう岸に着いた。 ...続きを見る

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2008/08/15 22:28
霊界探索
目の前に、ダンプカーがものすごいスピードで迫ってくる光景を、私は覚えている。 ...続きを見る

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2008/08/14 23:51
秋に会いましょう
「とにかくですねえ、冬に働くのはもう、辛くて辛くてたまらないんですよ」 ...続きを見る

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2008/08/09 16:38
足元からの危機(十六回目)
「殺しあえ、って……」 ...続きを見る

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2008/07/31 22:52
呪い殺めしは……
一人の男が、とある金持ちの屋敷で働いていた。 ...続きを見る

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2008/07/25 21:48
期末テストの光景
「よお、数学どうだった?」 ...続きを見る

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2008/07/17 22:17
オタカレ! の2
* これは以前お題小説で書いた「オタカレ!」の続きっちゃあ続き、っていう話です。 ...続きを見る

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2008/07/10 23:24
私は死にました。
七月二日、夜十時。 会社から帰る途中、私は、車にひかれて死んだ。 ...続きを見る

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2008/07/05 21:46
足元からの危機(十五回目)
――のど渇いた。 ...続きを見る

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2008/06/27 22:19
時間よ……
最近、どうも時間の進むのがおっそろしく早い気がする。 ...続きを見る

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2008/06/19 22:58
現代○○事情 4
――朝。 私は、ピンポンピンポンうるさい音で目を覚ました。 ...続きを見る

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2008/06/14 21:14
H氏の味方
その男の名を、仮にHとしよう。 ...続きを見る

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2008/06/05 22:55
失われた「半分」の行方
夕方、旦那から「残業で遅くなるから、外でご飯食べて帰る」ってメールが来た。 私は「大変だね、ビール冷やしておくからがんばって」ってメールを返して、ほくそ笑んだ。 ...続きを見る

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2008/05/29 23:03
足元からの危機(十四回目)
……ケツがムズムズする。 ...続きを見る

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2008/05/23 22:22
百話達成記念リクエスト4:「白い部屋とわたし」〜火群様に捧ぐ。〜
わたしは、気がつくと真っ白い部屋の中にいた。 ...続きを見る

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2008/05/18 01:29
百話達成記念リクエスト3:「眠れ 眠れ」〜つる様に捧ぐ。〜
私は、ベッドの中で小さく身じろぎして、目を覚ました。 ...続きを見る

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2008/05/10 22:47
百話達成記念リクエスト2:「悪いやつ」〜レイバック様に捧ぐ。〜
僕は、事故で重傷を負って入院している友人のカニの見舞いに出かけた。 カニといっても、本物の蟹じゃない。 蟹江(かにえ)という名字なのと、赤ら顔という特徴から、皆がカニと呼んでいるのだ。 ...続きを見る

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2008/05/04 22:16
百話達成記念リクエスト1:「G氏と友人」〜ia.様に捧ぐ。〜
その男の名を、仮に、Gとしよう。 ...続きを見る

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2008/05/01 22:53
あたしと魔法の皿〜恋、しちゃう?編〜
家の食器棚を整理していたら、奥から汚い皿が出て来た。 茶色い汚れがべったり張り付いていて、正直あまり触りたくない。 ...続きを見る

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2008/04/30 22:54
あたしと魔法の皿〜ほっぺた押さえて!編〜
家の食器棚を整理していたら、奥から汚い皿が出て来た。 茶色い汚れがべったり張り付いていて、正直あまり触りたくない。 ...続きを見る

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2008/04/29 21:51
あたしと魔法の皿〜豪邸に住みたいぞ、編〜
家の食器棚を整理していたら、奥から汚い皿が出て来た。 茶色い汚れがべったり張り付いていて、正直あまり触りたくない。 ...続きを見る

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2008/04/29 21:45
あたしと魔法の皿〜びゅーちふる編〜
家の食器棚を整理していたら、奥から汚い皿が出て来た。 茶色い汚れがべったり張り付いていて、正直あまり触りたくない。 ...続きを見る

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2008/04/29 21:40
あたしと魔法の皿
家の食器棚を整理していたら、奥から汚い皿が出て来た。 茶色い汚れがべったり張り付いていて、正直あまり触りたくない。 ...続きを見る

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2008/04/27 00:04
草むらから……
ある日の朝、いつものように車で通勤していると、道のわきにある草むらに、人が仰向けになっているのが見えた。 ...続きを見る

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2008/04/19 22:13
足元からの危機(十三回目)
オレは、目の前をにらんだ。 顔の真ん前にあるのは、ふっさふっさのタマちゃんの尻尾。 それがゆらゆら揺れる度に顔にくっつくから、メチャクチャくすぐったい! つーか、かゆい! ...続きを見る

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2008/04/12 21:42
足元からの危機(十ニ回目)
人生は、選択の連続だ。 ...続きを見る

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2008/04/06 21:21
足元からの危機(十一回目)
通路を黙々と進んで行くと、いきなり視界が開けた。 ...続きを見る

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2008/04/02 22:38
続・当たりくじ
*このお話は、「当たりくじ」の後日談です。 ...続きを見る

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2008/03/30 22:33
足元からの危機(十回目)
「今日は体を休めて、明日の朝に行動を開始しましょう」 ...続きを見る

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2008/03/28 22:42
足元からの危機(九回目)
「鬼退治からしばらくした後、私は妻を迎えました」 ...続きを見る

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2008/03/26 21:02
足元からの危機(八回目)
招待されたじいさんの家は、古めかしい洋館、という表現がぴったりだった。 ...続きを見る

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2008/03/24 22:55
足元からの危機(七回目)
「ただいま〜」 ...続きを見る

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2008/03/22 23:52
足元からの危機(六回目)
オレは、じりっ、と後ずさった。 頭の中で、ガンガン警報が鳴ってる。 逃げろ、逃げろ、と誰かが耳元でうるさく叫んでいる気がした。 ...続きを見る

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2008/03/20 12:47
足元からの危機(五回目)
オレは、ウキウキしつつ廊下を歩いていた。 ...続きを見る

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2008/03/18 22:32
怖い話
「ねえ、赤いレインコートの男の話、知ってる?」 ...続きを見る

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2008/03/13 22:01
当たりくじ
「こうなったら、くじ引きで決めよう」 ...続きを見る

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2008/03/07 22:22
不運なF氏
その男の名を、仮にFとしよう。 ...続きを見る

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2008/03/02 20:46
彼女の世界
わたしはお姫様。 ウサギさん達が身の回りのお世話をしてくれるの。 ...続きを見る

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2008/02/24 21:28
お題de小説裏企画編「オタカレ」
*このお話は「チョコレート」「ガンダム」「鰻」の三つのお題を使ってお話を書くという某所の企画に向けて書いていたけれど、期日に間に合わなかった、というシロモノです。 ...続きを見る

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2008/02/17 22:26
お題DE小説「自転車に乗って」
*このお話は、レイバック様のブログ「ショートショート風呂」にて参加表明した短編競作企画の作品です。 ...続きを見る

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2008/02/10 16:19
宿命
「おじさんが、戦に連れて行かれてしまうのよ」 ...続きを見る

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2008/02/01 22:37
紆余曲折
あるところに、小さな王国があった。 ...続きを見る

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2008/01/25 23:05
光のもたらすもの
夕飯を食べにおいでよ、と誘われて、その日の夜、友達の家に行った。 ...続きを見る

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2008/01/18 21:57
神様お願い
とある村に、神様が住むという小さなほこらがあった。 村人達は自分の畑で採れた野菜をお供えしたり、収穫した米で作った餅をお供えしたりしていた。 ...続きを見る

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2008/01/11 22:10
復讐
とある国に、一人の伯爵がいた。 ...続きを見る

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2008/01/04 21:33
私と魔女
私は、とある小さな町の教会で神父として生活している。 神学校を卒業したばかりの若造だが、生まれついての生真面目な性格が幸いし、町の人達にも信頼されている。 ...続きを見る

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2007/12/28 22:26
イヴ
失恋した。 ...続きを見る

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2007/12/21 22:49
映す価値
今からちょっとばかり昔のことだが。 当時の日本において、「三種の神器」と呼ばれたうちの一つが、テレビ、だそうだ。 残る二つは洗濯機と……何だったか。 ...続きを見る

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2007/12/14 21:02
ウチバキクエスト
昼休みに入った。 たくさんの生徒が歩いていて、廊下はにぎやか。 ...続きを見る

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2007/12/07 21:51
うねうね物語
ある日、いつものように家に帰ると、母が玄関前で立ち尽くしていた。 今朝会社に行った時の服だから、おそらく会社から帰ってきてそのままこうしているのだろう。 ...続きを見る

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2007/11/30 22:18
E氏は数学を愛す
その男の名を、仮にEとしよう。 ...続きを見る

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2007/11/23 22:50
おなかいっぱいの復讐
あたしは、食べ終ったポテトチップスの袋をゴミ箱に投げ込むと、ペットボトル入りのミルクティをグビグビ飲んだ。 続いて、メロンパンの袋をバリッと開ける。 ...続きを見る

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2007/11/16 22:23
月夜の魔法使い
駅前の通りに、ストリートパフォーマーがいた。 ひょろひょろした体を黒づくめの衣服で包み、客のいない今は小さな椅子に座っている。 それだけならどうという事もないが、隣に立てた紙製の看板に変わった文句が書かれていた。 ...続きを見る

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2007/11/09 22:12
星の降る街
「ビンの中にお菓子を入れておくと、お星様が食べに来るんだよ。で、ビンって小さいから、お星様は出られなくなって、そのまま捕まえられるんだ」 ...続きを見る

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2007/11/02 22:25
美術を志す者
「オレ、美術大学に進学したいと思ってます」 ...続きを見る

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2007/10/25 21:31
足元からの危機(4.5)
あ〜、疲れた。 俺は、バイト先から体を引きずるようにして家に帰った。 ...続きを見る

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2007/10/19 22:00
D氏、天国へ行く
D氏は死んだ。 強盗団の仲間になっていろいろと盗みを働いたのだが、ある時、へまをやって証拠を現場に残してきてしまい、責任を取るため……というよりも見せしめとして殺されたのだ。 いつ、どこで、どんな手段で殺されたかをここで細かく書いても仕方あるまい。 ...続きを見る

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2007/10/12 21:57
ピンポン
ピンポン、と玄関のインターホンが鳴らされた。 ...続きを見る

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2007/10/05 22:17
天罰
昔、あるところに、子返し神社と呼ばれる神社があった。 その名の通り、お参りをすると、生き別れになった我が子に再会できるという、不思議な神社である。 神社は高い山のてっぺんにあり、たどりつくためには長い階段を上らねばならない。 決してゆるやかとはいえない階段であり、神社につく頃にはクタクタになっている。 それでも構わず上るのは、親が子を思う情ゆえのことだろう。 ...続きを見る

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2007/09/28 21:42
足元からの危機(四回目)
ひさびさに、ばあちゃんの家に行った。 母さんが「これ、おばあちゃんのところへ届けてきてくれない?」なんて頼んできたからだ。 ...続きを見る

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2007/09/19 22:35
もしもの世界
わたしは、十歳になったこの秋から、お父様とお母様のもとを離れて、寄宿舎での生活を始めた。 ...続きを見る

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2007/09/14 22:31
王様の料理
とある王国に、食べることに目のない国王がいた。 ...続きを見る

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2007/09/08 22:47
うめる
わたしが最初に「それ」をやったのは、たぶん幼稚園の時。 なんとなく、うっすらと記憶にあるの。 ...続きを見る

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2007/08/30 22:09
浄化される世界
堕落して悪徳に染まった人間達。 他の生き物達を踏みにじってまで、つまらない欲望を満たす様は、どんな獣よりも醜くおぞましい。 その人間達のために大地は汚れ、疲れ果てた。 ...続きを見る

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2007/08/20 22:20
C氏と靴職人
その男の名を、仮にCとしよう。 ...続きを見る

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2007/08/17 21:29
眠れぬ男
薄暗い部屋。 空調が効いていて暑くはないが、何か、肌にまとわりつく嫌な感じの空気が満ちている。 ...続きを見る

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2007/08/10 21:13
パイン缶の思い出
むし暑い夏の日。 わたしは、母の様子を見に、実家に立ち寄ることにした。 母は今、実家に一人で住んでいる。 他に住んでいる人はいない。 ...続きを見る

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2007/08/03 22:29
スッキリ
朝、いつものように家を出ようとすると、玄関前で何かを踏んづけた。 ...続きを見る

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2007/07/30 23:11
足元からの危機(三回目)
学校が終わって、いつもの電車に乗り。 俺は、とある駅で電車を降りた。 ...続きを見る

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2007/07/25 22:18
失恋
「ごめんなさい、急に呼び出したりして……」 ...続きを見る

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2007/07/19 22:15
春になったとはいえ、まだまだ冷え込む季節のこと。 とある王国の城下町を、早朝、防寒用のコートを着た若者が足早に歩いていた。 若者は一軒のあばら家の前で立ち止まると、ドンドンドン、とドアを叩いた。 ...続きを見る

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2007/07/14 00:20
これが夢なら。
仕事を終えて家に帰ると、妻と娘がリビングで言い争いをしていた。 ...続きを見る

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2007/07/05 23:03
それ見たことか
ある日のこと、彼は、夢を見た。 ...続きを見る

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2007/06/29 23:31
ベッドの下に……
あたしは、彼氏のユウジの部屋に遊びに行った。 ...続きを見る

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2007/06/20 22:43
女にモテたい
朝、いつものように歩いて通勤していると、途中で子猫の鳴き声を聞いた。 どこにいるのかと探してみると、なんと、白黒ブチの子猫が木の上で小さくなって震えていた。 みゃあ、みゃあ、という哀れっぽい鳴き声が、胸に突き刺さる。 ...続きを見る

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2007/06/15 21:54
現代○○事情 3
特に予定のない休日。 私は、誰にも邪魔されずに昼寝を満喫していた。 ...続きを見る

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2007/06/06 22:58
斧が「どぼん」と。
どぼん。 ...続きを見る

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2007/05/31 22:46
あなたが笑うその日まで
俺は、クラスで「面白いヤツ」と言われている。 ...続きを見る

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2007/05/23 22:43
足元からの危機(二回目)
俺は、イラついていた。 待ち合わせしている友人のサトルが、なかなか来やがらねぇからだ。 ...続きを見る

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2007/05/18 23:07
トマトのお酒
仕事帰りに、スーパーに寄った。 母から「帰りにトマトジュースを買って来て」とメールで頼まれていたからだ。 ちなみに、三十缶入りの箱売りのを買って来いという話である。 ...続きを見る

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2007/05/09 22:09
お兄ちゃん
マンションの部屋でテレビをぼんやり見ていると、ケータイにメールが入った。 見てみると、一緒に暮らしてる妹からだった。 ...続きを見る

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2007/05/04 21:15
ウソのラブレター from 私 to B君
わたし、今、とっても悩んでるの。 ...続きを見る

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2007/04/26 09:30
そう呼ばないで
俺は、昔から、人と比較されるのが大嫌いだった。 ...続きを見る

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2007/04/20 22:30
白いクジラと笛の物語
昔々、とある南の島に、一人の若者がおりました。 ...続きを見る

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2007/04/13 23:19
予知能力者
僕には、生まれつき、予知能力というものがある。 ...続きを見る

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2007/04/06 23:17
新入りさんいらっしゃい
「皆さん、初めまして。新入りですが、よろしくお願いします」 ...続きを見る

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2007/03/31 22:56
A氏の悲劇
仮に、彼をA氏と呼ぶことにしよう。 ...続きを見る

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2007/03/25 22:38
砂漠の歌
やあ、こんにちは。 退屈なら、僕の話を聞いて行かないかい? もちろん、無理にとは言わないよ。 嫌になったなら、すぐさま無視してどこかに行ってしまっても良いんだから。 ...続きを見る

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2007/03/21 22:50
ヘルプ・ミィ
照りつける太陽の下で、私は、砂浜を歩いていた。 見上げれば雲一つない青空。 寄せては返す波の音と、私が砂を踏む音以外、ここには余計な音がない。 ...続きを見る

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2007/03/18 23:43
死んでも君を
――死んでも君を離さない。 誰にも渡したりしない。 ...続きを見る

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2007/03/18 00:03
迷惑かけずに
私は、駅のホームの端の方で、電車が来るのを待っていた。 ...続きを見る

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2007/03/11 22:21
予言が当たらない理由
「君、明日、出張してきてくれないかね」 ...続きを見る

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2007/03/07 00:02
ホントのアタシ
アタシは、他人から見て、一体どんな女の子なんだろう。 近頃、そんなことが気になってしょうがない。 ...続きを見る

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2007/03/02 22:22
私は、遊園地の入場門の前にいた。 門の向こうには噴水があり、そのまた向こうにメリーゴーランドが見える。 観覧車やジェットコースター、お化け屋敷にゴーカートなんかもあるのだろう。 ...続きを見る

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2007/02/27 23:29
『は』と『ほ』
そいつは、高いビルの屋上から街を見下ろしていた。 退屈さを忘れさせてくれる獲物を探しているのだ。 ...続きを見る

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2007/02/22 00:06
質問と答え。
ある王国で、数人の若者が捕えられた。 彼らは、国王の暗殺を企てていたのだ。 密告が元で足がつき、兵士達によって一網打尽にされた彼らは、両腕と両足を頑丈に縛られて国王の前に転がされた。 ...続きを見る

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2007/02/17 00:12
禁じられたこと
青年は、乱暴に牢に放り込まれた。 彼を放り込んだ者達は、あからさまな侮蔑と嘲笑を残し、立ち去って行った。 青年は、悔しげな顔も悲しげな顔も、絶望に打ちひしがれた顔もしなかった。 身を起こし、放り込まれた時に打ったところをさする。 ...続きを見る

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2007/02/13 23:21
バレンタイン・ラプソディ
いつも、学校帰りに歩道橋ですれちがうあの人。 背はあまり高くないし、着てるものは地味なものばかりだけど、目元が優しい感じで……初めてすれちがった後、胸がドキドキして止まらなくて、一目惚れしたんだってことに、あたしは嫌でも気付いた。 ...続きを見る

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2007/02/11 23:35
どいつに助けられたい?
道を歩いていたら、いきなり数人のガリガリな……たぶん男だと思う……怪しい連中に取り囲まれた。 全身を黒タイツで包み、変な仮面をつけた彼らは、「キーッ」だか「ギーッ」だか、妙な声を出しながら、私を囲む輪をジリジリ狭めてきた。 ...続きを見る

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2007/02/08 22:49
ミントチョコの実と笑わない姫の話
そこは、おとぎの国とでもいうべき場所であった。 ...続きを見る

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2007/02/04 22:00
節分異聞
黒い布の上に細かいガラスをばらまいたように、いくつもの星がきらめく宇宙。 その中に、巨大な銀色の宇宙船が浮かんでいた。 ...続きを見る

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2007/02/01 23:05
シラ様
最近、職場の同僚の羽振りが物凄く良い。 既に奥さんと二人の子供がいるというから、ローンを支払う金や教育費のために、少しでも節約した方がいいだろうに。 ...続きを見る

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2007/01/28 22:06
足元からの危機
バイトの帰り道で、気になるものを見つけた。 ...続きを見る

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2007/01/24 22:41
おてんとう様はお見通し
俺は、大あくびを繰り返しながら、ホームで電車を待っていた。 ああ……眠い。 差しこむ陽射しが目に痛い。 今日はバカ陽気で、やたら陽射しが強いのだ。 ...続きを見る

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2007/01/23 23:04
異星人はかく語りき
俺は、調査のために地球に派遣された異星人である。 地球人が普段何をし、何を食べ、何を思って生活しているかを密かに調べ、本星にデータを送るのだ。 ...続きを見る

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2007/01/21 22:10
退屈な休日の話
暖かな日差しを浴びながら 意味のない空想ごとに夢中になる ウトウトとロッキンチェアーに揺られながら エンドレスで好きな音楽を頭の中で奏でて ...続きを見る

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2007/01/14 21:23
現代○○事情2
俺は、ただ今就職活動中の身の上である。 俺が希望する会社は一流企業ということもあって、物凄い倍率である。 「コネでもないと入れない」なんて言われたほどだ。 ともかく、筆記試験に合格した者だけが、次の面接に臨めるわけだが……俺はどうにか残ることが出来た。 あの人数を思うと、奇跡的と言ってもいい。 ...続きを見る

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2007/01/09 22:56
飛んで火に入る
友達と遊んでて、帰りがいつもより遅くなった。 ...続きを見る

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2007/01/06 22:53
人捜し屋のシズヤさん
人捜し屋のシズヤ、という男がいる。 ...続きを見る

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2007/01/05 12:11
とある死神の話
*この話は2006年12月16日の「それは誰にも平等なもの」と設定がちらっと同じです。要するに死神さんの話。* ...続きを見る

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2007/01/02 13:51
片付けられない男
本日、やっとこさ仕事納めにこぎつけた。 ...続きを見る

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2006/12/31 00:47
繋がるプレゼント
羽根のような白い雪が、音もなく瓦礫の上に降り積もる。 見渡す限りの灰色の風景。 灰色なのは、そこが全てコンクリートの瓦礫で埋め尽くされた場所だから。 ――かつて、そこはちゃんとした地名のある場所だった。 たくさんの物が溢れ、人がゴミのように大勢歩いていた。 しかし、それは遥か昔のこと。 今となっては、人類は崩れかかった瓦礫の隙間で這いまわるようにして生活していた。 飢えと寒さとに震え、足元からじわじわとのぼってくるような絶望感に細やかな心を奪われながら。 ...続きを見る

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2006/12/24 14:05
故郷に帰る
平日の、ちょうどお昼ご飯を食べ終えるような時間帯。 田舎の鈍行列車の中は、ほとんど人がいなかった。 運行する側も、この時間帯は乗客が少ないことを知っているのだろう。 列車は、一両で運行していた。 ...続きを見る

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2006/12/19 23:26
それは誰にも平等なもの
病院というのは、人の病気を治す機関なのだから、数多くの薬品が存在して当たり前なのだろう。 その薬品の臭いが充満するのも、当然のことと言える。 しかし、世間にはどうしてもその臭いが受け入れられない人もいる。 彼女――みもりという名前の人物も、それに当てはまる。 ...続きを見る

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2006/12/16 23:29
現代○○事情
不動産屋の前で、昔の友人に会った。 就職のために都心部に出た私とは違って、田畑の広がる田舎で実家暮らしをしていたはずなのに、どうしてこっちにいるんだろうか。 ...続きを見る

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2006/12/07 23:41
まみちゃんのママ
アタシのパパとママは、毎日ケンカばっかり。 顔を見るたびに、って言ってもいいぐらい、とにかく色んなことでケンカしてる。 大声で怒鳴りあうだけじゃなく、壁とか床に物をぶつけたり、お互いに物を投げつけてるのだ。 それも、最近じゃクッションとかじゃなくて、茶碗やお皿、果物ナイフとかを。 ...続きを見る

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2006/12/01 22:17
同居人
私は、年上の彼と同居中だ。 彼は会社で働くサラリーマンで、そのマンションに私が転がり込む感じで同居してる。 言っとくけど、タダで同居させてもらってるわけじゃない。 ちゃーんと炊事洗濯にお掃除、家事をこなしてる。 ゴミ出しは朝起きるのが大変だから、お願いしちゃってるけどね。 ...続きを見る

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2006/11/23 14:56
想い人
「坂野さん」 ...続きを見る

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2006/11/12 16:40
カッコ悪い男
ある日の放課後、下級生の女子に告白された。 ...続きを見る

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2006/11/05 11:35
花束を君に。
「シノ!」 ...続きを見る

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2006/11/01 22:50
雨の降った日。
「失礼しました」 ...続きを見る

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2006/10/27 23:18
わたしは、鏡を見つめた。 ...続きを見る

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2006/09/25 23:06
覚醒
両親が、二十回目の結婚記念日を祝して一泊二日の温泉旅行に出かけた。 なので、今日、家にいるのは、私と妹のミホだけだった。 好きな時間まで遊んで、ご飯は適当にどっか行って食べよう……と思ったんだけど、「カレーの材料は買ってあるから、作って食べてね」というお母さんの言葉で、私が夕飯を作ることになってしまった。 あまり気乗りしなかったんだけど、仕方ない。 ミホは家事全般が本っ当に駄目で、手伝わせることすら危険なのだ。 私、ミホの失敗を目の当たりにするまで、家事にも才能とか向き不向きがある... ...続きを見る

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2006/09/10 14:39
恋心
「あの……好きな人って、いるんですか?」 ...続きを見る

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2006/09/04 22:22
親切な人
俺の趣味は、ドライブだ。 好きな音楽をガンガンかけてハンドルを握っていると、会社での嫌なことなんかすっ飛んでしまう。 久々に取れた休みの日、俺はいつものようにドライブに出かけた。 ...続きを見る

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2006/09/03 15:28

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