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書きたい時に書きたいように書くんだよ!!

:注意 :この物語はフィクションです。実際の人物・団体・場所等、一切関係ありません。
     無断転載・パクリ・自作発言はお止め下さい。
     作品中での表現について、作者に思想・暴力・性差別・犯罪行為を助長する意志は全くございません。
     作品は予告なく内容を変更したり削除したりします。
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タイトル 日 時
ネガイネガワレ 8
自分の名前をひたすら手元の小さな黒板に書き続ける、という初歩の教育は成功をおさめた。 デニスは時間の終わりに一人一人の書いた物を見て回り、ここが違うとかここは上手だとか指導して回っていた。 見た目の良い若い男性が、わざわざ自分を気にかけてくれるのである。この行動は女性達からの高い歓心を得ることとなり、それが結果につながった。 自分の名前を皆の前で書くというテストは全員が一発で合格となった。 ...続きを見る

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2017/03/25 19:05
ネガイネガワレ 7
私達がここで共同生活をしているのは、仕事と教育の機会を与えられてのことである。中身や充実度がどうあれ、そういう名目である。 だがここでの暮らしが始まって一月が経ち二月が経ち、とうとう雪のちらつく季節になっても教育の機会なんてものは訪れなかった。来る日も来る日も、ひたすら鉄の輪っかを磨かされ続けた。 それでもう、誰もが読み書きや計算なんて教えられることもなく仕事ばかりさせられ続けて終わる人生を疑いもしなくなった。 ...続きを見る

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2017/03/18 15:44
ネガイネガワレ 7
私はさっさと食べ物を胃に詰め込むと、回収用の箱に食器を入れて食堂を出た。 そもそも味わって食べるような食事じゃないが、今日はことさら味なんてわからなかった。 次に割れ鐘が鳴らされるまでは自由に休憩していて良いことになっている。ただし休憩中であっても建物の右側、男達が生活と仕事をしている方へ立ち入ることは許されていないが。 食堂を出ると、なるべく人のいない方を目指して歩く。 いつもなら仕事の部屋の自分の席に座って時間をつぶすところだが、今日はそうもいかない。 私はちらりと、肩越しに後ろの... ...続きを見る

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2017/03/11 17:32
ネガイネガワレ 7
人間が心ある状態を持つには、衣食住が満たされていなければならない。そのうちどれかが欠けても人間性に害が生じる――何かでそう聞いた覚えがある。 確かに、健やかな人間性を保つには、清潔な衣服と三食と寝場所の保証された暮らしは欠かせないものだろう。 今の暮らしはそれに当たるのかどうかと問われたら、私には答えられないが。 ...続きを見る

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2017/03/04 17:51
ネガイネガワレ 6
私は女の方へ振り分けられた。 この体で女と見なされたからではない。少なくとも男じゃない、と見なされたからだ。 ...続きを見る

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2017/02/25 13:14
ネガイネガワレ 6
建物に入ると、中は左右に分かれた作りになっていた。 床の石は四角く表面のつるつるした石を敷き詰めてあったが、どれも欠けたり割れたりしている。 首を伸ばして見ると左右の入り口には鉄格子があり、その先の壁に木製のドアが並んでいる。反対側には小さな四角い窓がぽつりぽつりと等間隔に取り付けてある。ただし今は頑丈そうな鎧戸が閉まっている。 通路の一番向こうがどうなっているのかは、よくわからなかった。 ...続きを見る

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2017/02/18 15:27
ネガイネガワレ 5
私の身長より遙かに高い塀のたった一つの切れ目には、それ以上の高さの頑丈そうな鉄扉の門がでんと構えていた。 実に重そうだ。開け閉めするのに時間がかかることだろう。 ...続きを見る

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2017/02/11 13:02

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